前回の「面接・SPI編」から数日。
ついに、結果が出ました。
結論から言います。内定をいただきました。
30代・未経験・電工なし。このスペックで唯一面接に呼んでくれたあの会社が、私を「採用」として迎え入れてくれることになったのです。しかし、正直に言いましょう。今の私の心境は「狂喜乱舞」とは程遠い、複雑なものです。
1. 目の前に突きつけられた「雇用条件」という現実
内定の連絡をいただき、雇用条件の説明を受けた時、私の思考はフリーズしました。
- 年収:300万円に届かない
- 休日:年間休日数は、お世辞にも多いとは言えない
- 仕事:不規則、汚れる、責任は重い
「本当に、ここに入社していいのか?」
説明を聞いている最中から、頭の中でその疑問がぐるぐると回り続けていました。喜ぶべき内定なのに、どこか「悲惨な未来」への入り口に立っているような、そんな一抹の不安が拭えませんでした。
2. それでも「入社」を決断した、たった一つの理由
悩み抜いた末、私はこの会社に飛び込むことを決めました。
なぜ、この条件で首を縦に振ったのか。それは、ビルメン業界における「実務経験の重み」を知ったからです。
ビルメンの世界では、どれだけ資格を持っていても「実務経験ゼロ」はいつまでも未経験者扱いです。逆に言えば、「この300万以下の環境は、3〜5年後の『最高の転職』のための授業料だ」と割り切ることにしたのです。
| 今の自分(内定時) | 3〜5年後の目標 |
| 未経験・30代 | 実務経験3〜5年のベテラン |
| 年収300万以下 | 系列系・年収450万〜500万オーバー |
| 資格なし(電工なし) | 電験三種・ビル管理士(建築物環境衛生管理技術者)保持 |
3. 「この道で合っているのか?」という震える背中
正直に告白します。私は「後悔なんてしない!」「俺の選択は正しい!」と言い切れるほど強い人間ではありません。
30代という年齢。これからの人生の大部分が、この決断で決まってしまうという重圧。
「他のビルメンの皆さんは、一体いくらの年収を目指しているんだろう?」「現実的に、どこまで上に行けるんだろう?」
夜、一人になるとそんなことばかり考えてしまいます。誰かに「間違っていないよ」と背中を押してもらいたい、そんなヘタレな自分がいます。
4. 逃げ道はない。今はただ、精進あるのみ。
でも、もう決めたのです。ここで逃げ出したら、待っているのはそれこそ本当の意味での「悲惨な未来」だけ。
まずは、現場に馴染むこと。
仕事を覚えること。
そして、隙間時間を見つけては資格の勉強に励むこと。
今はこれだけを考えて泥臭くやっていこうと思います。きつくても、安月給でも、それが自分の選んだ「ビルメン道」のスタートラインなのだから。
まとめ:迷いながらでも、一歩を踏み出す。
30代未経験からビルメンを目指している皆さん。内定が出たとしても、私のように「本当にこれでいいのか?」と悩む日が来るかもしれません。
でも、「実務経験という名の最強の武器」を手に入れられるのは、応募して、面接を受けて、内定を勝ち取った人だけです。
私もこれから、不安だらけの現場へ飛び込みます。3年後、5年後に「あの時の決断は正解だった」と笑ってこの記事を振り返れるように。
とりあえず、頑張ります。もう、逃げません。

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