気が付けば2016年も残り少なくなってきました。この季節になると気温が低くて寒い寒い。私は北海道民なので東京の気温をを見ると羨ましく思ってしまう。
まぁ、それ以上に非正規の私のフトコロ事情は寒いなんてもんじゃない、凍えていると言ってもいいぐらいである。このあたりも都民とは地域格差があり温度差があるのではないだろうか・・・。
もうすぐ12月になるわけだが、12月にはクリスマスがある。もし本当にサンタクロースがいるとしたら私は何を頼むだろうか・・・。
そういったわけで非正規の私的に一番欲しいものが何かを考えてみた。
欲しいもの・・・そう考えると難しい。憧れの高級車やマンション・・・そういった高価な物が頭をよぎってしまう。
クリスマスということを考えれば彼女が欲しいという案もあるが、彼女がいたところで現状のフトコロ事情では大してエンジョイすることもできないだろうし、そんな甲斐性なしはフラれるのが目に見えている。
つまり結局のトコロ、結論はお金が欲しいになってしまうのだ。
そうなるとやはり、耳に入ってきてしまうのが年末ジャンボ宝くじである。今年はなんと10億円だそうだ。
いいなぁ、10億円あればなぁとか考えてしまうが、実際のところ宝くじを買うことはないだろう。当たりもしないのに3000円は私にとって大金だからである。そうなると欲しいものは運でもいいのかもしれない。
しかし、10億円当たればと考えてしまうが、実際あったところで私は10億円の使い方を知らないだろう。
人生でそんな大金を使えるような状態になったことがないのだから当然といえば当然である。それに現段階で私は生きている。その時点で私の一番欲しいものは金でも運でもないのかもしれない。
飢餓で苦しんでいる国の子供達に一番欲しいものを聞いたらなんと答えるだろうか・・・?きっと私は食料や水と答えるのだと思う。それは生きる為に一番最初に必要になるものだからだろう。
世界的に見れば恵まれているのだろうが、一応にも食料と水を確保できている日本の底辺にいる私が欲しいものはなんだろうか・・・。
衣・食・住があれば人間は生きていけるが、生きていく為にもう一つ必要なものが私はあると思う。
それは『生きている意味』である。
それは、仕事のやりがいや人生を共に歩むパートナーだったり、自分の人生を賭けるに値する趣味であったり何でもいいだろう。
今の私には趣味はあれど、先の人生を見据えた時に真っ暗すぎて人生を賭けるとまではいかないものだし、仕事は非正規、パートナーはいない。正直生きている意味を見出せないし、社会的には死んでいると言ってもいいだろう。
今の私を生かしているものは、親より先に死ぬのは親不孝だというものや、自殺はよろしくないという二つのモラルと死ぬことへの恐怖や勇気の無さだろう。
そんな私と同じ人がたくさんいるとは言わないが、少なからずいるのではないかと思う。
そう、今の私がサンタクロースに貰いたい本当に一番欲しいものは『生きている意味』なのだと思う。
金とか女とか言わない良い子の私には、きっとサンタさんも来るのではないだろうか・・・。
サンタさんにお手紙書かなくちゃ・・・
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