前回に冷凍機械責任者の資格を取るにあたって、できるだけ簡単に取得するために11月の本試験の前に講習会の検定試験があるというのを紹介しましたが、今回その講習会に参加してきました。
私が受講した第二種冷凍機械責任者の講習ですが、2月末の水木金の平日の3日間でした。
三冷の方は3月の上旬の水木金の3日間でしたので仕事などで休みを取れない人が講習に参加するのは難しそうです。
会場は札幌市にある、かでる2・7。北海道で講習会をやっているのは札幌だけなので、北海道の地方から受講しに来る人たちも行きやすいように札幌駅から徒歩10分くらいで着く立地です。
地方から来る人はビジネスホテルに宿泊したりする人たちもいました。そういったところからも分かるように、それだけの価値がある講習会です。
講習は二冷、三冷ともに9時から17時までで、12時から13時の1時間がお昼休憩です。もちろんトイレ休憩などの短い休憩はあります。
二冷は1日目が学識、2日目が保安管理技術、3日目が法令です。
三冷は1日目と2日目が保安管理技術、3日目が法令です。
基本的には学校の授業と同じような感じでした。講師の方が基本的に重要なところを口頭で説明してくれます。
さらに重要ポイントを教えてくれて、そこをマーカーしていきます。
講習で使う冷凍テキストは相当なボリュームと理解に苦しむ内容ですが、講習を受けマーカーしていくと、最終的にマーカーされている部分はテキストの3割にも満たないぐらいです。
学識と保安管理技術はこのような感じで2日間が終了します。
3日目の法令は最初に法令の重要な部分を購入しておいた法規集にマーカーします。
そのあとは法令の講習用の資料を配布され、プロジェクターを使いながら説明していきます。実際にあった事故などについても解説してくれます。
しかし、検定試験では学識と保安管理だけで、法令に関しては半年以上先の本試験までお預けのため、正直私はどうせ忘れてしまうだろうということで、マーカーだけして半分以上聞き流していましたw
こうして3日間を終えます。
必要なのはテキストと、テキストにラインを引くマーカー、あと筆記用具くらいです。あとは飲み物とお昼ご飯ですが、自動販売機や近くにコンビニもあります。食堂もあるので特に困ることも無いと思います。
あくまでもこれは札幌の話なので、受講場所が違う方はしっかりと調べといたほうがいいかもしれません。
講習では過去2回分の検定試験の過去問が貰えました。
ネットの情報や講師の方が言うには、マーカーしたところをしっかり覚えておけば検定試験は大丈夫だそうです。
今回講習を受講して思ったことですが、テキストを事前購入して目を通してみたのですが私は三冷を持っているわけでもなく、冷凍の知識に関しては皆無でしたので、当たり前のごとく一冷、二冷用のテキスト(一冷、二冷のテキストは共用)は全然意味が分かりません。
それで少し不安になり講習の前に基礎知識だけでもあったほうが良いかと思い、三冷用の参考書を購入して少し勉強しました。
私が使ったのはこちら。
それが良かったのか三冷を持っていない私でも二冷の講習会でも説明している内容に関しては、ほとんど理解することができました。
私のように三冷ではなく、いきなり二冷を受講しようと考えている方は私のように事前に基礎知識だけでも頭に入れておくといいかもしれません。
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