消防設備士甲種2類取得のススメ

ビルメン備忘録
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そういえば結構前の話になるのですが消防設備士甲種2類を取得しました。
タイトルでは消防設備士甲種2類のススメと書きましたが、正直ビルメンの方にとってこの資格はそこまで必要なものではないかもしれません。もちろん自己研鑽の一環であったり会社へのアピールといった意味では必要かもしれませんが、ビルメンの実務で必要になることはまず無いと思います。というか言ってしまえば消防設備士の資格自体がそこまで必要かどうかは微妙なところだと思います。
自社で消防設備点検や交換や修繕といったことを行なわない限りは消防設備点検者資格があれば十分なのではないでしょうか。もし、消防設備点検者資格の講習を会社の経費で受けさせてもらえるのであれば、それで事は足りると思います。
しかし、私としては理解するという意味でも消防設備士資格を取得することをオススメ致します。甲種4類や1類よりは優先順位的には下ですが、大型の施設に勤務している方や今後その可能性があるという方は取っておいても損はありません。

今回久しぶりに消防設備士試験の甲種を受験したのですがやはり改めて難関は実技だと実感させられました。
筆記に関しては参考書に書いているポイントの部分だけでもしっかりと覚えておけば合格点を切ることはないと思います。実際に私が消防設備士試験を受験してきた際の勉強方法は参考書を開いて何となく読むという勉強方法です。そして参考書にポイントと記されている大事な箇所は間違いなく覚えるようにしていました。この勉強方法で筆記試験の点数がギリギリだったことは一度もありません。となると、やはり問題は実技試験なのです。
たまたまこの記事を見てしまった人のために説明しておきますと、実技試験というのは本当に感知器を交換するなどの実技を行なうことではありません。消防設備士試験の実技というのは結局のところ、こちらも筆記試験みたいなものなのです。ただ消防設備士試験の筆記試験は知識を問う試験であり、実技試験と言うのはその知識を使ったり図面や写真などを使った試験なのです

私の周りの人間と話していたところ甲種2類の実技試験が他の消防設備士の甲種の実技試験と比べ、参考書で見たこともない実技試験の内容が出題されたという声が多かったです。私も見たことの無い問題が出題されました。筆記試験であれば分からない問題の1問や2問捨ててもいいのですが、実技試験は1問ごとの配点も多くひとつ分からないと丸々20点を失ったりすることも多いので幅広くカバーすることが大切になってきます

私も普段は参考書は一冊しか買わないのですが、今回は二冊購入いたしました。
消防設備士の参考書はやはり工藤本がオススメですが、甲種2類には工藤本が存在していないのがネックになります。
私が購入したのは以下の二種類となります。

私はあまり問題集というものは購入しません。結局のところ参考書の内容を問題にしただけに過ぎませんし、参考書についている問題だけで十分だと考えているからです。
私的な消防設備士の合格方法はとにかく参考書を読むことです。書いて覚えるという方もいると思いますがこのレベルであれば書く時間も読むことに使った方がより効果的だと思います。もちろんただ読むだけでなく頭の中にイメージしながら読むことが大切になってきます。
私は次は甲種5類の取得でもしようかと考えています。

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