世間一般ではプラス思考というもの自体が良いイメージを持たれていて、マイナス思考自体は良いイメージを持たれていないだろう。これをポジティブ、ネガティブと言い換えても変わらないだろう。
しかし、本当にプラス思考は良くてマイナス思考は良くないのだろうか・・・?
私は、思考と行動は同じ向きを向いてる必要性があると考えている。
行動に関しても、アクティブなプラス行動と、パッシブなマイナス行動に分類されると思う。
思考と行動の組み合わせについて書いていきたいと思う。
①プラス思考にプラス行動
ポジティブにアクティブな行動をしていく。これについては記述する必要すらないように思える。
いわゆるリア充や成功者にはこのタイプが一番多いように思える。やはり人間自信を持って行動するのが良い結果を生むだろう。
スポーツ選手にも自信家は多い。自信を持って行動するから良い結果が出るし、良い結果が出るからさらに自信が持てる。最良の連鎖反応である。
またこれは、相手の目にも良いイメージに映るので面接などでも良い結果が得られるだろう。
②プラス思考にマイナス行動
このタイプは一言で言ってしまえば、口だけのヤツである。周りからはあまり好かれることは無いだろう。
もし、自分がこのタイプだと思った人は気をつけてほしい。
なまじ自信があるから、今はまだ行動しなくてもいいと思えるかもしれないが、時間は待ってくれないことを再認識してもらいたい。
気が付いたら手遅れになってしまうことだけは避けてほしい。
また、たまに行動を起こしても自分の思い描いていた結果が得られないということも覚悟しておこう。
③マイナス思考にプラス行動
このタイプは中々いないと思うがこのタイプの人に言いたいのは、普段ネガティブなのは構わないが、行動を起こす時にはプラス思考で良いイメージを持って行動してほしい。
自信の無い行動にはあまり良い結果は付いてこないだろう。
面接では印象は良くないだろうし、スポーツでいえば自信の無さが体の反応や判断を鈍くしてしまう。
マイナス思考のまま行動を起こすのは危険である。
④マイナス思考にマイナス行動
このタイプは結構多いのではないだろうか。
自信がないから行動しない。仮に行動する時には慎重に行なうのである。
これは結構理に適っていると思う。行動する時は慎重だしその行動が失敗しても、事前にマイナスなイメージを持っているのであまりダメージを受けることは無いだろう。
良く言い過ぎればリスクマネージメントのプロフェッショナルである。
しかし、これはあくまでも自分の現状に満足している人にしか効果がない。
もし、現状に満足してないのであれば行動を起こすしかないし、行動を起こすのであれば③で述べたようにプラス思考でいくべきである。
まとめ・・・
結果的に①が良いというのは一目瞭然だが、なかなか生まれつきの①はいないし、いたらそれは才能だろう。
②の人は最初の頃は行動してなかったのだから上手くいかないこともあるだろうが、生まれつきのプラス思考なのだから行動を起こすうちにイメージに伴ってくる。行動あるのみである。
③は失敗から学び、それを積み重ねることによって少しづつ自信に変えることができれば、いずれは良いイメージを持って行動を起こすことが可能である。
問題は④の人が現状を変えたいと思う出来事に遭遇してしまった時だろう。
しかし、④の人は上記で述べたようにリスクマネージメントに優れているタイプの人が多いと思う。
行動を起こすときはプラス思考でなくちゃいけないが、事前に失敗した時の用意もしておけばダメージを最小限に抑えることができる。また、それをできる自分に対して自信を持ってもいいだろう。
最後に一つ言えるのは、どのタイプの人だろうと一番大事なのは自分で自分を受け入れることだろう。自分が受け入れられないものが他人が受け入れてくれるはずもない。
他人に受け入れてもらえる自分だからこそ自信を持って行動を起こせるのではないだろうか・・・。
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