現代の日本の三種の神器

雑記
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三種の神器といえば何を思い浮かべるだろうか?

日本神話に詳しい人は、八咫鏡(やたのかがみ)・八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)・草薙剣(くさなぎのつるぎ)を思い浮かべるかも知れないだろうが、多くの人は戦後日本で普及し始めた生活家電の、白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫を思い浮かべるのではないだろうか。

その後、高度経済成長期の新・三種の神器っといったものもあるが、今回ここでは現代の日本における三種の神器について書いていきたいと思う。

この記事のタイトルを見て読者の方々は何を思い浮かべただろうか?4Kテレビ・スマホ・パソコン、他にも色々あるだろうがこういったものだと思う。

しかし、私の考えは少し違う。

そもそも三種の神器とは生活必需品ではなく、あれば生活を豊かにするといったもののような気がする。そういう意味では4Kテレビはそこまで普及してないが、液晶テレビ・スマホ・パソコン等はもう現代の日本において生活の一部になりつつある。

よって現代の日本の三種の神器は以下のようなものだと思う。

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①『正社員』

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間違いなく今の日本で生きていくのには必要なものがこれである。

今の日本では非正規雇用が多く、さらには職に就けずに無職の人もいる現状である。正社員であれば経済面でも安定し、将来に対しての不安もそれほどではなくなるだろう。

もちろん中小や零細企業、ブラック企業の正社員で「そんなことねーよ!」と思った人もいるだろうし、逆に非正規や個人事業で将来の不安なんて無いぐらいに稼いでる人もいることも分かっています。

しかし、ここで言いたいのは中小・零細・ブラックといえど『正社員』という肩書きは大きいということです。逆に『非正規』というのは、もはやレッテルといったところでしょう。

つまりこの『正社員』いう肩書きがないと、今の日本では世間から冷ややかな目で見られることの方が多いと思います。そしてこの『正社員』という肩書きが欲しくてもなかなか手に入らない人も多いのです。

②『パートナー』

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ここでの『パートナー』とは配偶者だったり、異性の恋人を指します。

今の日本ではこのパートナーのいない20代、30代が増加傾向にあり少子化などの社会問題にもなっています。

パートナーはいらないという考えの人も中にはいるでしょうが、経済面や時間といった悩みや出会うきっかけが無い等のマイナス面での理由が解決されれば基本的には欲しいと思っているはずです。

しかし、この年代の親世代には結婚して一人前という考えを持っている方達もたくさんいる為、歳を重ねるごとに肩身の狭い思いをしている人も多少なりともいるのではないでしょうか。

今の日本で『パートナー』を得るには、それ以前に安定した余裕のある自分の生活基盤を得るのが先決になります。

つまり『パートナー』がいる人の大多数は、しっかりとした生活基盤を得ているともいえます。

③『コミュ力』

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もちろん『コミュ力』は今だけではなく、昔も必要だったと思います。人が生きていく中で対人関係というものは必ず存在しますからね。

しかし、現代では技術の進歩によりSNSといったコミュニケーションツールの普及が拡大しており、もはやビジネスツールにもなっています。

そういったこともあり一昔前よりも現代では、生活していく中でより一層『コミュ力』が必要になっていると思います。

学生などの若年層ではこういったもののトラブルから事件に発展したりもしています。社会人になってもSNSなどによる対人関係があるため、うまくやらないとトラブルに巻き込まれることがあるのではないでしょうか。

つまり、今も昔も対人関係の大切さは変わらないが、今の日本ではSNSといったコミュニケーションツールを上手く使う『コミュ力』も追加で必要になっていると思います。

まとめ・・・

上記で述べたように生活を豊かにする『三種の神器』は、現代の日本ではこの3つだと私は思う。

しかし、この3つを持っている人は基本的に1セットで持っている人が多く、この3つは三位一体になっている。この『三種の神器』を持っている人を世間ではリア充と呼ぶのであろう。

私のような底辺には到底手の届かないようなもので、これを持っているリア充のことを神と呼んでもいいぐらいの差があるだろう。まさしく神の器と呼ぶのにふさわしい。

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